日本軍沈没船、油流出で「緊急事態」に
- 戦跡マップ編集部
- 2025年10月27日
- 読了時間: 2分

舞台は太平洋戦争中、旧日本海軍の拠点が置かれた「旧トラック諸島」。
現在はミクロネシア連邦チューク州と呼ばれているこの地域で今、
戦争で沈んだとある船が注目されている。
船の名は「りおでじゃねいろ丸」。
大阪商船(現商船三井)が建造した貨客船で、1940年に海軍に徴用された。
戦中は輸送船や潜水母艦として活躍したが、1944年のトラック島空襲によって沈没。
80年経った今でも海に沈んだままで、今回船から油の流出が確認された。
油の流出は付近の漁業や、珊瑚礁の生態系に影響を与える恐れがあり、懸念されている。
チューク州の州知事は「緊急事態」を宣言し、日米に支援を要請。今後の対応が注目される。
戦争の痕跡は各地に残っている。戦後80年が経った今、改めて戦争や平和について考えるのもいいかもしれない。
[セキモリの+αコーナー]
りおでじゃねいろ丸は2008年にも油膜の流出が報道されている。
それから17年経った今、再び確認された油の流出。沈没船を巡る問題の解決にはまだ時間がかかりそうだ。
[参考]
・産経新聞 「戦時中に沈没した日本船から油流出を確認 ミクロネシアで「緊急事態」を宣言」https://www.sankei.com/article/20250930-GYV3HLXHHBIFHCXUC53BUJQAIY/(2025年10月25日閲覧)
・ナショナルジオグラフィック 「太平洋戦争で沈んだ船がはらむ危険性」https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/720/(2025年10月25日閲覧)
[写真]
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